私は現在、新規の男性客のご予約は入れておりません。
カリスマ美容師のマネですか?
いやいや別にそういうわけでは…
1人営業美容室で男性客が増えすぎるのはデメリットが多いと考えているからです。
この記事では、1人美容室が月間100万円の売上を上げるためには男性客を増やし過ぎない方が良い理由を解説します。
現在100万円に満たない1人美容室さんは必見です。
1人営業の美容師が男性客を増やしすぎたら駄目な理由
1人営業美容室が確保したい顧客の数は約300人です。
この300人の顧客の中で、男性客の数は増やし過ぎない方が良いと考えてます。
理由は男性客の特性が関係します。
男性客の特性の傾向をあげてみましょう。
勿論ですが、全員の男性客が当てはまるわけではありません。
- 男性客はカットのみの方が多い
- 男性客は予約の変更が多い
- 男性客は遅刻が多い
- 男性客は急な予約が多い
この特性が売上にどう影響するのかを説明します。
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【ここを目指せ!】1人美容室の最初の目標は顧客300人
男性客はカットのみの方が多い
男性でも、勿論パーマやカラーをされる方はいらっしゃいます。
ただ、女性客に比べるとカットのみの割合が多いのは事実です。
カットのみのお客様が増えすぎると、仕事量の割りに売上が上がらない状況になります。
(理想の予約の取り方については別の記事で)
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【目からうろこ!】1人美容室は当日予約を受けない完全予約制がおすすめな2つの理由
”男性客は予約の変更が多い”
男性客って平日はお仕事で忙しいので、土日にご来店される方が多いんです。
男性のお客様の多くはその一日の中で予定を組みます。
それは美容室だけではないんです。
家族サービス、病院、自分の趣味、その他の用事など…
要は休日に効率よく用事を済ませたい方が多いですね。
そうすると、それに合わせて美容室の予約を変更されるなんてことが頻繁に出てきます。
気持ちは分かるんですが1人美容室にとって、急な予約の変更はできればやめて欲しいですよね。
実際にあった事例ですが、こんなこともありました。
予約済みの男性客から当日の連絡…
「予約時間を変更して欲しいんですけど…(ジャラジャラジャラジャラ)」
すぐに察しました。
パチンコやってるやん。
そうです。
パチンコ勝ち始めたから美容院の予約を変更です。
”美容室の予約の時間までパチンコで時間つぶし”なんて方もいて、それは別に良いんですがパチンコで玉が出始めると途中でやめられないじゃないですか。
でもそれで予約変更されちゃうとちょっとね…
全ての男性客では無いけれど、比較的多くの男性客の方は美容室に行くことの優先順位が低い方も多く存在すると言う事です。
”男性客は遅刻が多い”
男性客の遅刻する率は比較的多めの印象です。
それは偏見ではないですか?
おそらく理由としては、前の項目でも書きましたが美容室に行くことの優先順位の関係だと思います。
極端なこと言いますけど、例えば海外旅行に出発の日飛行機の搭乗時間に遅刻する人いますか?
いないでしょ?
ね、そう言う事なんです。
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遅刻には厳しくしないといけない
男性客は急な予約が多い
男性は女性に比べて、前もって予定を立てるのが苦手です。
「あー今日暇だなー…髪でも切るか。」
男性は、そんな感じで美容室に行く人が多いんです。(多分僕自身もそうだと思います)
その結果、当日の予約が多くなるわけです。
当日の予約が悪い訳ではありませんが、1人美容室の場合は時間を効率よく使おうと思うと当日予約はできるだけ減らしたいですよね。
男性のお客様ゼロだとデメリットも
男性のお客様のデメリットがそんなにあると男性客は最初から受けない方が良いのでは?
男性客ゼロは良くないと思います。
実は男性客にはメリットも多いんです。
質の良い男性のお客様に通って頂けるのは売上が安定するひとつの材料になります。
男性客のメリットはこうです。
- 長く通ってくれる
- 髪型をあまり変えないので所用時間が読みやすい
- 浮気をしない
1人美容室の理想の男性客の割合はどのくらいですか?
2割から3割と考えてます。
まとめ
- 1人美容室は男性客が増えすぎると月100万円が達成しづらくなる
- 1人美容室の理想の男性客の割合は多くて2割
- 男性客のメリットもあるのでゼロも困る
この記事が1人美容師さんのお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。